廃棄しないための一捻

近年のコロナ化や度重なる災害により徐々に自分たちの生活が一変したように思われます。家にいる時間が長くなったため普段着る洋服も身につけるバッグや小物類など必要なものといらないもの(捨てるモノ)が目に見えてはっきりしてきました。また整理整頓、拭き掃除も当たり前の行動となりました。はっきりとは言えませがあきらかに片付けるという意識が芽生えはじめました。以前はというと整理整頓も収納方法の仕方も適当だったのです。あとでやればいいやと決めていつのまにか忘れてしまっていて放置状態のダンボール箱がどんどん増えていきます。衣替えの際に衣類を入れ替えする程度でした。入れ替えしてもダンボールの山積みは変わらないのです。モノに対して執着があるのだと思います。子どもの頃を振り返ってみると本とぬいぐるみや人形に囲まれている部屋での生活を幸せと感じていたことを思い出します。大人になってからは骨董や陶器、刺繍の雑貨を集めることに没頭しました。居心地の良い空間をつくるには物がないことにはこしたことはないのですが・・昔のファブリックも好きでどんな素材なのかなとか調べたりしています。昭和の時代に生産されたニット素材の洋服の絵柄は特に面白いのです。女性用のスカートやベストなのですがそのまま着用するのではなくちょっとひとひねりして普段の生活に使用できるモノを日々考案しています。

続く

 

 

 

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